あしあとをよむ

あしあとをよんでおもいだす

ひと花咲かせ脳

最近、移動のときラジオ聴いてるんだけど、ちょっとおもしろいなーと思ったこと。

脳科学者の中野信子さんのお話から。

ほとんどの生物には個体を維持しようとする生存欲求と種を残そうとする生殖本能がある。でも人間だけに特徴的な脳のはたらきがあってそれが「ひと花咲かせたい脳」なんだって。これはものすごい特異なことで本当は生き延びて生殖するために脳ができたんだけど、でもその脳が発達しすぎてしまったがために「ひと花咲かせよう!」脳ができちゃったわけらしい。

何歳だろうが子供がいようがいまいが、結婚してようがしていまいが人間の脳は意識的に無意識にみんなひと花咲かせようと思っているのですって。それでおもしろいのは咲かせても咲かせてもなぜかもうひと花!って思ってしまうのでキリがないらしい笑

なんかそれ聴いてから出会う人みんなの身体からお花が出ているようにおもえてぷっと笑っちゃうのですよ。あー、この静かな人も落ち込んでる人も怒っている人も欲のなさそうな人もみんなもうひと花!って思っているのね〜って。なんだか欲張りさんね〜って。もちろん自分もね。ひと花ってなにかって人によってそりゃあ様々だろうけどさ、そう思うとなんか可愛いなって。お花がぽこぽこでちゃってるわけだから笑。その後のお話がまたよかったのよ。

でも私たちが生きているのは、それだけで実績なわけですよ。「生き延びるため」と「生殖するため」ということを考えると、自分がここにいるということは結果なので、ここから先のことは「おまけ」です。

幸せに生きるコツは「戦わないこと」「無駄な努力をしないこと」

徳川家康というのは長生きしたことでご存知だと思うんですけど、戦国武将で彼より長生きした人は何人か知られていて。徳川家康は75歳で亡くなったんですが、今川氏真(77歳)、島津義久(79歳)、武田信虎(81歳)、宇喜多秀家(84歳)。

長生きした人は共通して「決戦」よりも「自分の生活をどう楽しむか?」ということに後年ずいぶん心を砕いていくんですね。歌の先生になってみたりとか、お茶の先生になってみたりとか。そういう風にして余生を過ごすんですね。

 脳科学を通して伝えたいことはシンプルで「生きている者が勝ち!」ということです。

おまけの人生ですから、ぜひ楽しんでいただきたい。

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手から草がにょきにょき生えてくるこのシーン好きです。こんな感じでひと花が生えてきちゃうんだからもう防ぎようがないよね〜〜。「リトル・フォレスト」より

おまけ大好き。放課後みたいだよね、楽にいこうぜ。楽しければよし、だよ。猪八戒より。