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新感染 ファイナルエクスプレス

※話題の映画で結構アクセス数が伸びている記事なので自分のぼんやりした感想を反省、この映画についてはぜひ以下のライターさんの記事をお読み下さい。(10/12追加)

自分で書いていて

でもなんて嫌なやつと思う人にも切ない事情があること…。

にかなりモヤモヤしてずっと考えていました。そしてワイドナショー松本人志の「強いものイジメ」発言も観ていて「これおかしいよね!」と思いましたがうまく言語化できませんでした。

モヤモヤがかなり解消されるだけでなく新しい視点が得られる素晴らしい記事です。↓

http://wezz-y.com/archives/50287

以下は私の以前の駄文。おヒマな方は。

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いろいろな方がツイッターで勧めていて友達も怖いけど感動した、と言っていて興味が湧いた。ゾンビ映画わりと好きだし韓国映画というのも惹かれた。たまたま割引きチケットがあり時間もちょうどよかったし、そんなに期待はせずあまりにグロテスクだったら嫌だな…位の気持ちで映画館に行った。邦題がB級感たっぷりだったし。(原題は「釜山行き」というシンプルなもの)

これがまさかのヒット。素晴らしい出来だった。

テレビのない生活をしていてPCで映画を観まくっていた時期があった。古くは「オールドボーイ」「うつせみ」「息もできない」「グエムル」など韓国映画には衝撃を受けた。脚本、アイディア、演出など(オールドボーイは原作日本だけど)物凄く新鮮でなにより作り手の基本姿勢が違う…と思ったのを覚えている。本当につくりたいものつくってるってゆうか。

「新感染 ファイナルエクスプレス」は娯楽として抜群に面白い。スリリングな展開、人間ドラマがリアルに描かれている。みんな本当にそれぞれ違う事情をもって生きているんだよなぁと思わさせる。そしてゾンビよりも人間の欲の恐さは様々なゾンビ映画で描かれてきたところだろう。こちらも大変胸が痛かった。でもなんて嫌なやつと思う人にも切ない事情があること…。

そしてあのエピソードが回収されるラスト…。

始まり方といいまず構成がものすごくよく出来ている感じ。うん「アポカリプト」位好きかも。

似ても似つかないけど、中盤頃からコンユを見るたび自分の父親の事が頭に浮かんだ。父親って娘のことたぶんこういう風にいつまでもわからないけれど、きれいに大切にでもぎゅっと思ってるんじゃないかなぁって。ま、私は永遠にお父さんに片思いなのであくまで願いなのですが。言葉ではなく行動で示したさいごのあれ、すごい愛の行為だと思ったよ。影がね。なんというかハラハラしながら観ているうちに心の奥の方に何かが届く映画なんですよね、人によって届くテーマは違うかもですが、私の場合大切な人の事を思い出さずにはいられないというか。はっ、私やっぱり父弟ひいては男性へのコンプレックスやばいな!とか。だらだらと心象風景を描いている映画よりも奥底にあるものに気がつくのは死、恐怖、スピードによって考える隙を与えないから、かな。考える(はかる)って本当にいろんな物事をこんがらかせてるし見えなくさせているなとあらためて思う今日この頃。

優れたパニック映画ってその極端な状況でテーマにより強く深くエッジを立てる事が出来るからこちらにも深く入ってくるのかな。実はあまり抵抗のない形で…。物凄く優秀な外科医みたいな感じで。

しかし韓国映画ついにここまで来たかぁ…。

おもしろかったなぁ。エンターテイメントだったし。あのゾンビにあるまじきスピード感、アジア人のゾンビ怖。でも怖すぎませんから安心してください。

なんか最近目が醒めるようなことが多いなぁ。

 ゾンビ映画だからという理由でリストから外している方がいたら本当に勿体無い事です。

怖いのが極端に苦手な方以外にはおすすめです。 

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↑原題「釜山行き」を尊重した題の中で駄洒落な邦題が苦しい感じだけどよく見るとブラジルとか超適当…。香港の「屍速列車」はかっこよすぎてヤバいですね。パンフに載っているらしい。2回目行こうか、そしてパンフ買おうか…悩む。

http://shin-kansen.com/sp/index.php