あしあとをよむ

あしあとを消す

ポテポテと歩く-中秋の名月

月のかがやきが家の中にいてもわかる

ポテポテとあるく 

中秋の名月 mid-autumn チュソク

ヒフに感じるつめたさ

 

永遠に続く商店街ロード

アスファルトのとおく

ちいさくうごめくアゲハの幼虫  

両手のひらいっぱいくらいおおきい

人工の灯りに照らされて

道の真ん中、よたよたしてる

すこし息がとまる 

なんの迷いもなく手のひらにのせた彼

近くの広場の土と空とみどりのところへ 

幼虫は人間がさわるとよくないと聞いたが

彼ならば大丈夫であろう

月の光

ずっと一緒にいる気がするのに

たくさんの言葉をかわしたのに

まるではじめてみるひとのようだ 


CLAUDE DEBUSSY: CLAIR DE LUNE